以下は下記原文 2005/01/10(JST)時点 の検証無し翻訳です。
原文は University of California より GFDL で配付されており、
この翻訳も GFDL に従います。
原文:
Trickle messages
最終更新時刻 2006/03/01 01時11分 JST
トリクル・メッセージ |
Last modified 11:37 PM UTC, December 27 2004
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トリクル・メッセージ訳注1を使って、アプリケーションは
1つのワークユニットの実行の最中にサーバと通信をすることが
できます。 これは、実行に長時間(何日も)かかる
ワークユニットを持つアプリケーションのためのものです。
トリクルメッセージは両方向に流せます。
'trickle up' メッセージは、アプリケーションからサーバ向きで、
'trickle down' メッセージは、サーバからアプリケーション向きです。
この仕組みの典型的な使い方は、以下のとおり:
- アプリケーションがその時点までのCPU使用量を
'trickle up' メッセージに含めて送り、
(ワークユニット実行の最後まで待たなくても)、
[プロジェクトが] 参加者の功績(クレジット)を少しずつ積み上げるような
形で、認めうるようにすること。
- アプリケーションが計算状況のサマリを
'trickle up' メッセージに含めて送り、
サーバ側のロジックがその計算を中断するべきかどうか、
決められるようにすること。
-
アプリケーションを中断させるように指示する
'trickle down' メッセージをサーバから送ること。
-
サーバから現在時点の総功績(credit)の入った
'trickle down' メッセージを送ること。
The server sends a trickle-down message
containing the user's current total credit.
トリクル・メッセージは非同期的で、信頼性があります。
これらは、スケジューラのRPCメッセージの中に入れて運ばれるため、
トリクル・メッセージが作られても、すぐには
伝達されないかもしれません。
trickle-down メッセージを扱うためには、
プロジェクトは、下記の行を
構成定義ファイル(config.xml)に含ませねばなりません。
<msg_to_host/>
- (訳注1): trickle
- トリクル・メッセージという命名は、
水がちょろちょろ流れる(trickle)ように、結果やサマリがサーバに
少しずつ漏れだすという雰囲気を出したいようです。